David Cross 2005.8 来日

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zoom RSS ヴァイオリニスト 河崎今日子の連載エッセイ: D. Crossがいたから

<<   作成日時 : 2005/06/27 04:02   >>

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クロスが再びやってくる

昨年8月、David Crossのライブで共演した「新月」のギタリスト津田治彦氏に、クロスが提示した“楽譜”を持って頂いて携帯電話で撮った写真。いままで秘蔵してました。ゴメンナサイ。

元クリムゾンのヴァイオリニスト、 デイヴィット・クロスが再び来日します。
いや、今年4月には彼自身のバンドと共にやってきていたのですが、返す返すも残念なことに、4月は行かれなかったんですねぇ…。
今回は、単身来日し、日本のミュージシャン達と共演するようです。

彼のヴァイオリンを聴かなかったら、今日のワタクシはなかったと思います。
それまで、ただヴァイオリンを弾いていた、クラシックのヴァイオリンだけを弾いていた私に、「バンドで弾いてくれないか」という誘いがありました。そのとき、誘ってきたメンバーたちが、おそろしく無知蒙昧だった私に(実際彼らはかなり驚いたらしい)いろいろなヴァイオリンを聴かせてくれたのですが、そのときに、琴線に触れたヴァイオリニストは エディ・ジョブソンでもなく、ジャン・リュック・ポンティでもなく、ダリル・ウェイでもなく、デイヴィッド・クロスでした。
技術的に見れば、クロスより、他の人たちのほうが卓越しているでしょう。(爆)
でも、それを凌駕する圧倒的な表現力をクロスのヴァイオリンに感じました。
同時に、私をして「これなら、やってみる」と無謀にも思わせる力がありました。

まさか、生ライブも含めて本人に「会える」とは思っていなかったので、去年、会ってインタビューすることになった時には、「長生きはするもんだなー」と思いました。

正直いって、でもライブは聴くのが怖かったんですね、聴くまでは。
落胆したらどうしよう って。
「往年の」という冠だけを頼りに繋いでいるのであれば、そんな姿は見たくないと。
杞憂でした。
クリムゾンの頃より、もっと雄弁になっていました。

彼の場合、インプロヴィゼイションといっても、非常に緻密に計算されたプロセスがまずあって、(上の写真参照のこと)その自分で計算したガイドラインに沿って、自由に音を膨らませてゆくというスタイルでした。
インタビュー時、そのスタイルのことも含めて、現在に至るプロセスのことや、
何故エレクトリックヴァイオリンなのか、といったことまで、いろいろ質問したのですが面倒そうな顔ひとつせず、熱心に答えてくださいました。音色そのままの人柄だなと思ったので、調子に乗って、「Because of you, I 've been playing.(the violin)」と言ってしまったら「そりゃ光栄だね」と笑って「keep it on!(^^)」と言われてしまいましたっけ。

Eraとして、共演した鬼怒無月さんも、壷井彰久さんも、クロスに向かって「We are your child!」 と言ってましたからね、同じような思いのミュージシャンは多いのだろうな。

この夏こそは、「再会」せねば。

河崎今日子: クラシック、ジャズ、ロックからラテンまで幅広く弾きこなすヴァイオリニスト。2004年8月のDavid Cross東京公演では、ライブレポートとインタビューを担当した。本稿は、日記からの転載。

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