David Cross 2005.8 来日

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zoom RSS 新譜Closer Than Skinレビュー by 中藤正邦

<<   作成日時 : 2005/08/01 14:09   >>

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 前作から7年(8年?)の間があいたソロ5作目。
 ソロとはいえ、ギターのPaul ClarkとベースのMick Paulは、前作(あるいは前々作)からのつきあいでDavid Crossとの息もピッタリのよう。ボーカルのArch Stantonもなかなかのもの。しかしながらギターの暴れっぷりに比して、ドラマーのプレイはシンプルなリズム・キープのみで、しかも音のツブが揃わないときた。ちょっと経験不足、力量不足と言えよう。そのせいか、今年4月の来日公演ではすでにリプレースされてしまっている。

 サウンドは、ダークで、暴れて、がなる、といった今風の音作りだが、エスニックなフレーズやキング・クリムゾン時代のメロディも盛り込まれていて、お腹いっぱいに詰め込みながらもブリティッシュの匂いふんぷんである。自主制作ということもあり、やりたいようにやった、作りたいように作った、という感じだが、外部からプロデューサーを迎えるべきだったと思う。どの曲も同じカラーだ。もっと一曲一曲の個性を強く主張させるべきだろう。 おそらく日本公演に間に合わせるために特急で仕上げたのではなかろうか。

 ジャケットは夫人の手によるもののようだが、モノトーンに近い色合いで、収録されている音楽と同ベクトルといえよう。フロントに写っているクロス本人の写真からはプログレらしさはなく、なんというか、二十数年前のNash The Slashを思わせる、未来志向っぽい雰囲気で、これを見る限り、このアルバムはプログレ・ファン向けではないことがわかる。キング・クリムゾンという冠がある以上、プログレ・ファンへアプローチするのは簡単だが、ミュージシャンのために挑戦的なプロモート戦略を謀るレコード会社があっても良いのではないだろうか。
 絶品とは言わないが、十分に合格点のブリティッシュ・ロックだ。

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